排泄介助

介護技術・実技研修
目的排泄介助をおこなううえで必要な配慮や排尿・排便の基本的な考え方、排泄介助のポイントを理解します。
効果排泄介助をご利用者様の生活を支援する手段として捉えることで、日頃の支援の質向上が期待できます。て実践に向かうことが期待できます。
概要E care labo初の対談形式の動画です。現場で当たり前のようにおこなう排泄介助について、ご利用者様の目線から捉え直し、排尿・排便・排泄介助を基礎から学べます。新入社員からベテラン職員までお役立ていただける内容です。

研修内容冒頭まとめ

排泄介助で大切にしたい視点

排泄介助というと、多くの方が「おむつの当て方」や「汚さない拭き方」といった技術的な部分を思い浮かべるのではないでしょうか。もちろん技術も大切ですが、その前に忘れてはいけない大事な視点があります。

それは「排泄は誰にとっても恥ずかしい行為である」ということです。

私たち自身、普段はトイレで一人で排泄していますよね。もし介護のプロがトイレに入ってきて「こうした方がいいですよ」と声をかけられたら、

きっと抵抗を感じるはずです。また、排泄後に「いいの出ましたね」などと大きな声で言われるのも恥ずかしいものです。

利用者の方も同じです。元気な頃は自分でトイレに行っていた方がほとんどですから、

介助を受けることには強い抵抗や羞恥心があります。排泄介助は、単なる技術ではなく「その方の尊厳」に直結するケアです。

だからこそ、介助を行う際には次の点を意識することが大切です。

  • 排泄は恥ずかしい行為であることを忘れない

  • 声のかけ方や環境の配慮を第一に考える

  • 利用者の尊厳を守る姿勢を常に持つ

技術や知識を身につけることは重要ですが、その前提として「恥ずかしさへの理解」と「尊厳の尊重」が欠かせません。

ここを押さえたうえで初めて、排泄介助の技術や知識が活きてきます。

次回は、具体的な技術として「排尿介助」についてお話していきます。

研修内容詳細

種別概要
動画
第1章 排泄介助の基本的な考え方
①排泄介助されたいですか?【約5分】
②排尿についての基礎知識【約4分】
③排便についての基礎知識【約5分】
④トイレかオムツか判断基準は?【約7分】
⑤排泄用品いろいろ【約8分】
動画
第2章 トイレ・オムツの介助
①立位がとれる方の介助【約4分】
②立位が難しい方の介助【約4分】
③オムツ類の扱い方【約4分】
④漏れにくいテープ式の当て方のコツ【約6分】
⑤陰部洗浄のコツ【約5分】
⑥陰部洗浄での困りごと【約4分】

上記は、あくまでご参考のプログラムです。 法人のご要望や受講者数・研修時間によってプログラムを変更する場合があります。 詳しくはお問い合わせ下さい。

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