介護現場で求められるリハ職の役割とは?

専門知識研修
目的・リハビリ専門職として、医療と介護の現場で求められる役割への理解を深めます。
・承認やメッセージの種類など、多職種連携推進に役立つコミュニケーションスキルと考え方を身につけます。
・リハビリ専門職としての今後のキャリアに対する考え方を学びます。
効果・リハビリ専門職に求められる役割や考え方を理解することで、他職種との認識のズレを前向きに捉えられる様になります。
・コミュニケーションについて、単なるスキル習得に留まらず、ベースとなる考え方から理解することで実践力強化が期待できます。
・未来を考えることで、現在のモチベーション向上に繋がります。
概要第1章では、介護業界で働く理由の振り返りから始まります。医療と介護の各現場での役割の違いやそれによる弊害、他職種との認識のズレの捉え方をひも解いていきます。リハビリ専門職が一人のみ場合の振る舞い方や考え方も紹介していることが特徴的です。
第2章では、リハビリ専門職にとって現場で役立つ対話スキルに焦点をあてて展開します。承認やメッセージの種類といった具体的スキルとその根底にある考え方まで言及することで納得感を得やすい構成です。これからのキャリアの描き方として、強みにフォーカスすることや自己決定の重要性などを紹介します。
研修内容冒頭まとめ

今回のテーマは「医療と介護の違い」です。
医療の世界では、機能を回復させたり改善したりすることが目的で、短期間で結果を出すことが求められます。
一方、介護の現場では「ご利用者が自分らしく生活できること」、つまり生活の質(QOL)の向上が大切です。支援は長期的で、多職種との連携が欠かせません。
もし医療の考え方をそのまま介護に持ち込んでしまうと、「歩ける距離を伸ばす」ことばかりに集中してしまい、「この方はどうして歩きたいのか」という思いを置き去りにしてしまうことがあります。結果として、ご利用者の気持ちに寄り添えず、信頼関係が崩れてしまうことも。
介護の現場で大切にしたいのは次の3つです。
聞く:ご利用者の気持ちや言葉に耳を傾けること
認める:一緒に働く仲間の意見を尊重すること
伝える:わかりやすい言葉で思いを共有すること
この「聞く・認める・伝える」を意識することで、ご利用者に寄り添った支援ができ、チームとしてもスムーズに連携できます。

研修内容詳細

種別概要
動画
第1章 医療と介護の違いを知り、現場で活かす!
①どうして介護分野でリハ職として働くの?【約5分】
②「医療と介護」の違い、知るべきポイント【約5分】
③無意識の思い込みが多職種連携にも影響する【約5分】
④個別対応だけでなく全体を見渡す視点を持つ【約6分】
⑤「一人職場」でも大丈夫!セルフケア術【約6分】
⑥介護分野のリハ職に必要なマネジメント力【約6分】
動画
第2章 現場で役立つ!対話スキル&キャリア形成
①聴く・認める・伝える!医療介護の架け橋に【約6分】
②実践的対話スキル① 「聴く力」【約6分】
③実践的対話スキル② 「認める力」【約6分】
④実践的対話スキル③ 「伝える力」【約6分】
⑤今までのキャリアを考えてみよう【約5分】
⑥これからのあなたのキャリア、どう描く?【約7分】

上記は、あくまでご参考のプログラムです。 法人のご要望や受講者数・研修時間によってプログラムを変更する場合があります。 詳しくはお問い合わせ下さい。

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