HRコンサルティング部 部長 2008年入社
介護現場に関わる人々に寄り添いながら、
自分の成長と会社の成長の両方を感じる。
そんな働き方ができる会社だと思います。
Q 入社から現在までの経歴は?
キャリア・コーディネーターを皮切りに
支店長、エリア責任者、経営企画とさまざまな領域を経験しました
介護業界、人材派遣・紹介業界は未経験で入社しました。京都支店でキャリア・コーディネーターとしてスタートを切り、「こんなに面白い仕事があるんだ!」と入社当初から夢中になりました。
求職者の方と施設のご要望を踏まえ、双方が満足いく形でマッチングをしていくことは難しい仕事だと思います。それだけに、求職者の方と深く関わり、転職という人生の大きな岐路に立ち会えるやりがいを強く感じました。
その後、いくつかの拠点で支店長を経験してから、複数の支店のマネジメントを担当するエリア責任者を任されました。エリア責任者は担当する支店のメンバーと関わりながら、一人一人が活躍できるよう導いていく役割です。
悩みを抱え、伸び悩んでいるメンバーと日々のコミュニケーションや面談を通じて「どうしたら達成感を感じてもらえるだろう」と常に考えていましたね。
次の異動では本社の課長として経営企画を担当しました。経営面から会社の成長に貢献していく役割です。この仕事を通して、別の角度から会社全体、介護ならびに人材派遣・紹介業界全体を考える貴重な機会を得ました。
Q 現在の仕事内容は?
営業部長と首都圏エリアの責任者、二つの役職を兼任しています
現在は営業部長と首都圏エリアの責任者を兼任しています。多岐にわたる業務の中で、今力を入れているのは、部下の育成、目標管理、行動管理、モチベーション管理です。
人材派遣・人材紹介の仕事はキャリア・コーディネーター個人に依存する度合いが高い、「人ありき」のサービス。各人のパフォーマンスが業績に大きく影響します。
そのため、一人一人の目標や行動、モチベーションのマネジメントに特に力を入れています。目標達成のためにどう行動すべきか、そこへ行き着くための課題に気づいてもらえるような働きかけを大切にします。
キャリア・コーディネーターは求職者と施設の橋渡しはもちろん、契約書作成などの事務、就業中のスタッフの状況確認など多くの仕事を同時に進めていくことが求められます。
そのため、目の前の業務に集中し過ぎてしまうことで、課題全体が見えなくなり、ベストパフォーマンスが発揮できなくなることがあります。
そんな時には、今できること・できないことを整理して、優先事項に気づけるようアドバイスをします。そうすることで、すべきことに集中し、良い結果を残せるようになったメンバーは少なくありません。
部長としては事業全体を俯瞰して管理していくことが大きな役割だと感じますが、私の場合は首都圏エリアの責任者も兼務しているので、メンバーと直接顔を合わせ、一人一人に輝いてもらいながら、事業部全体を強くしていく関わり方に力を置いています。
Q やりがいを感じる時はどんな時?
メンバーの成長を実感した時に特に達成感があります。
一人一人の持つ強みにフォーカスした人材育成を心がけています
メンバーの成長が私のやりがいに繋がっています。成長を感じられる場面はさまざまで、業績はもちろんですし、発言ひとつに成長が感じられることもあります。
メンバーが支店やエリアの責任者を任され、新たな世代を育成していく立場になるのも嬉しいですね。世代を超えて受け継がれ、後進の育成や業績に役立っていると感じた時には、これまでの努力が実を結んでいると実感できます。
一方で、伸び悩んでいるメンバーもおり、私自身とても苦しむことがあります。そんな時こそ一人一人の強みを見るようにしています。
弱みの改善よりも、その人が「一番輝けるポイント=強み」をさらに強くしてあげるほうが相手には響きますし、モチベーションにもつながります。
喜びと難しさの両方を感じられるのが人材育成です。だからこそやりがいがあるのだと思います。
Q 今後の目標は?
事業を拡大し、会社をより強くしたい。
そのために、営業体制の強化が急務だと考えています
ツクイスタッフは福祉・介護事業の「ツクイ」から分社化し、介護事業に特化した人材派遣のパイオニア的存在です。
現在、介護スタッフの需要の増加に伴い、多くの人材派遣・紹介会社が介護分野に参入しています。こうした競合環境と介護人材の不足が予測される将来を踏まえ、営業体制の強化が急務です。
支店規模の拡大を図っていくために、新しい人を迎えたいと思っています。
また、人材育成の体制をさらに整えていきたいですね。ツクイスタッフにはベテランメンバーが多いことも強みの一つです。
キャリアのあるメンバーがOJTを通じて新しいメンバーをしっかりと育成していくことで、確かな成長が促せると考えています。
一人一人が存在感を発揮し、責任感を持ってさらに生産性の高い活動ができるよう支援していきます。
Q どんな人が向いていると思う?
営業担当として自ら積極的に動き、人のために働くことを生きがいにできる人
主体性を持って能動的に活動ができる人が向いています。さらに、キャリア・コーディネーターはコニュニケーション力が求められる仕事です。
求職者やクライアントからの課題に対して真摯に耳を傾け理解する「傾聴力」。求職者と施設双方の条件や状況をお互いに理解してもらうための「表現力」、それを伝える「発信力」。
この三つがコミュニケーション力を構成する重要な要素だと考えています。
そして何より営業として圧倒的な行動力で実績を重ね、自分の価値を高めていける人。こうした思考がある人は成長速度も違うと思います。自分自身のキャリア形成にも生かせるはずです。
一方で、業績以外のところにもやりがいを感じるキャリア・コーディネーターが多いですね。介護の現場では人間関係の難しさなどに悩むスタッフも少なくありません。
そうした方に寄り添いながら相談に乗り、解決の糸口を見つける。ここに私たちの存在意義があると思っています。
私たちのサービスは単なる仕事紹介ではありません。ホスピタリティを発揮できるかどうかは非常に重要です。
ツクイスタッフは成長途上の会社です。現在、事業をより強く拡大していく新しいフェーズを迎えています。
我が社の一員となる方には、自分の成長と会社の成長を重ねて感じられるダイナミックな仕事が待っていると思います。どんどん変化し、伸びていく会社で働くのは面白いですよ。