キャリア・コーディネーター 2013年入社
難しい条件でも、断らない。まずは探す。
希望に近いお仕事をご紹介するため地道に努力すること、
それが私の仕事のスタイルです。
Q 入社のきっかけは?
就職活動中に軌道修正。
人の役に立つ仕事がしたかったから決めました
私は新卒でツクイスタッフに入社しました。元々は専門学校で経理関係の勉強をしていたので、その知識が活かせる企業への就職を目指していたのですが、就職活動をしているうちに「本当に事務の仕事でいいのか」と思うようになったんです。
考えてみると、「私は人と関わって、人の役に立てる仕事がしたかったんだ」ということに気づきました。そこで就職活動の途中に軌道修正をしました。
その中で将来性の高い介護業界を視野に入れて企業を探していたところ、ツクイスタッフと縁があって、職場見学をさせていただいたんです。
当時の管理者の方から「いろんな人と関わりながら人の役に立つことができる」と仕事内容をお聞きして、素敵な仕事だなという思いが湧いてきました。そして、入社を決めました。
Q 現在の仕事内容は?
営業担当と支店責任者の二つの役割を担う
プレイングマネージャーとして邁進しています
入社3年目から、キャリア・コーディネーターと支店責任者の仕事を兼務しています。
求職者の方の仕事探しをお手伝いする営業業務を行いながら、支店の売上を把握し、メンバーを教育・指導し束ねていく支店責任者の仕事をプレイングマネージャーとして両立させています。
キャリア・コーディネーターとしての業務では、現在担当している60人以上の派遣スタッフの方々やクライアントへのフォローに時間を多く割いています。
お一人おひとりに丁寧に接するには時間が足りないなと感じることは多いです。とはいえ、大勢のうちの1人だと感じさせるような対応はあってはならないことです。
お話しする時には「前回はこんなふうにお話しされていましたが、現在はいかがですか?」というように前の会話を引き継いで、点ではなく線で対応するよう心がけています。
さらに電話は私からかけるようにしています。そうすることで信頼関係を築くとともに、スタッフの方々やクライアントの困りごとを先回りして解決することができるんです。
お電話をいただいてからですと、後手後手の印象を与えてしまいますし、すでに悩み事が大きくなっている場合もあります。
困りごとの芽を早期に摘むという意味でも、電話は私からかけるというマイルールを大切にしています。
Q やりがいを感じる時はどんな時?
担当した求職者の方からリピートして依頼をいただいたとき
かつてお仕事を紹介させていただいた方から、しばらくして「次のお仕事先を探してもらえませんか?」と再度私に依頼いただくことが多いです。
ある時、家庭の事情で仕事をやめた方が、またお願いしたいからと「土屋さんまだいますか?」と電話をかけてきてくれました。再び頼っていただけることは本当に嬉しいことだと思っています。
求職者の方が希望する勤務条件はいろいろありますが、全てを叶えることは難しいのが実情です。
しかしどんなに難しい条件でも、私は「その条件に合うところはありません」とすぐにお断りすることはありません。
どんなに難しい条件でもまずは施設に尋ねてみて、希望にできる限り近いお仕事を探します。
ご希望通りのお仕事が見つかれば幸いなのですが、なかったとしても「10件当たってみましたが、ご希望に最も近いのはこちらです」、「希望を全部叶えることは難しいですが、ここは条件に近いですよ」と詳しく状況を報告します。
そうすると現実が理解できて、納得していただけることが多いですね。
「条件に当てはめるだけなら誰でもできる。求職者の方の長所を引き上げ、少しでも希望に近い仕事をご紹介することが私たちの役割」と尊敬する上司が言ってくれました。私もそう思います。
ですからすぐに断らず、まずは探す、という方法を大変だと思ったことはありません。これが私の仕事だと思っています。
Q 今後の目標は?
多くの求職者、多くの施設の役に立つために
同じマインドを共有できる仲間を増やして支店を盛り上げたい
今、二人のキャリア・コーディネーターと一緒に働いていますが、二人とも「断らず、地道に探して、少しでも希望条件に近づける」という同じマインドで仕事をしてくれています。
これからは、この仕事のやり方を共有できる仲間を増やして、支店を大きくしていきたいです。そして一つでも多くの施設、一人でも多くの求職者の方の役に立ちたいですね。
また、現在ツクイスタッフでは正社員の紹介に力を入れています。こちらも実績を上げていきたいです。
正社員の転職の場合、「年収を上げたい」、「専門性を活かしたい」などの具体的な依頼や、「半年後に転職したい」という時期の指定など、希望条件は多岐に渡ります。
一回の転職が大きく人生を動かしますから、派遣の方とは違った視点からサポートをしていくことが求められます。
求職者の方に寄り添い、キャリアプランを考えながら、長期的な視点に立った提案をしていきたいです。
Q どんな人が向いていると思う?
営業成績と同じくらい誠実さ、正直さが大切です。
そして、広くいろんなことを学んでいく意欲のある人
ツクイスタッフは人材紹介・派遣の会社なので、営業成績はもちろん重要ですが、当社がツクイという福祉の会社から始まっている影響もあるのか、同じくらい誠実さや正直さが求められる雰囲気があります。
ですから、人の役に立つことに喜びを感じる方や人と誠実に向き合える方が相応しいのかなと思います。
また、キャリア・コーディネーターは求職者の方、施設、就業中のスタッフの方など多くの方と向き合い、さまざまな業務を同時進行で進めていきます。
スタッフの方からの悩み相談もすぐに解決するものから複雑なものまで多岐に渡ったり、同時に複数名から来る時もあります。
それだけでなく、関係する法律などさまざまな知識を学ぶ必要がありますから、いろんなものを広く吸収することを楽しめる人がいいですね。
8:45 | 出社。職場の環境整備、メールチェックなどを行う |
10:00 | 候補者の方の職場見学や面接に同行する。午前中にアポイントが入ることが多い |
12:00 | 昼休み。 営業は社用車で回ることがほとんどなので、ランチタイムは外出途中でとることも |
13:00 | 事務作業。営業の電話をかける |
15:00 | 契約書類の作成など事務作業を行なう |
16:00 | 支店の売上の把握、目標達成に向けた行動の方向性を支店メンバーへ共有 職員と面談し状況を把握する |
17:00 | スタッフの方のお仕事が終わるタイミングで電話。勤務初日の方のアフターフォローや現状の確認をする |
18:00 | 翌日の予定を確認し退社 |